母が入院してから
2ヵ月程経った。
やっと少し歩けるようになり
次の場所が決まった。
それが、
”老健”
正式名称
「介護老人保健施設」
ケアマネさんも電話で
”ロウケン”と言っていた。

ロ・ウ・ケ・ン?
漢字も浮かばない。
「ロウケンって何ですの?」
ケアマネさんが言うには、
病院(入院)から
自宅に戻る間の施設
らしい。
リハビリをして、
自宅で生活できるようにする施設
ケアマネさんは、
絶対「老健」行った方がいいよ!
って言うし、
病院の看護師さんも
老健に移ろうと思うけどいいか?って
そら、専門家がそう言うのなら
行った方がいいでしょう。
もっと歩けるようになってほしいし。
ということで
今日は、
自転車で老健へGO!
老健契約
衣類などのリース
施設で使う
衣類、肌着、靴下、タオルなどを
貸出ししてくれる。
それが、リース(レンタル)
ABCのコースがあった。
Aセット(1日700円)は、手ぶらOK
衣類やリハビリウェア、肌着、靴下、
タオル類まで全部含まれている。
Bセット(1日550円)は、肌着なし
衣類やリハビリウェア、
タオル類は含まれている。
肌着は自分で用意。
Cセット(1日230円)は、タオルのみ
衣類や下着はすべて持参。
Cセット安い。

悩むぅ。
担当者さんが、
「最初は、どれくらい汚れるか分からないから、とりあえずAセットにして、後で変更もできますよ?」
優柔不断な私に、救いの手を差し伸べる。
「最初からCにする方もいますよ」

また、悩む。
しかし、私に決断を迫る用紙が出て来た。
Cセットは、持ち物すべてにフルネーム!
汚れた衣類を入れるビニール袋(100枚入り)にも全てフルネーム!
最低5着は用意!
2着を施設に預け
2着ずつ洗濯。
1着は予備。
……
Aで。
私はAを選択した。
面会について
施設によって違うかもしれないが、面会は予約制で、時間も決まっている。
病院の時は、家族以外ダメだったが、私が許可すれば、母の友達が来てもいい。
来てほしくない人が勝手にくるとトラブルになるから、私の許可が無いと入れないんだって。
差し入れは基本NG。
面会の時に一緒に食べるのはOK
※生モノと、お餅はNG
面会中に食べたら、
何を食べたか申告必要。
病院より厳しい。
食事について説明もあって、病院はベッドで一人で食べてたけど、老健では、みんなで食べる。
母は、認知症もあるから、みんなとおしゃべり出来るのか、ちょっと心配。
老健でかかる金額と介護度
重要事項の説明が始まった。
あんまりよく分からなかったのでぼ~っとしてたら
金額が出て来た。

目が覚めた。
いくら掛かるのか…
唾をのむ。
まず、施設利用料は、
介護度によって変わって、
要介護1が一番安くて、
要介護5が一番高い。
老健では
介護度が高い方が手がかかるから
高くなるんだって。
元々母は要支援1だったけど、
入院中に再認定(区分変更)をして、要介護4になった。
知らなかったが、
要支援1(軽い)
要支援2
要介護1
要介護2
要介護3
要介護4
要介護5(重い)
まであって、
老健に入れるのは
要介護1~5
母:要支援1→要介護4
になったので、老健に入ることになったみたい。
そもそも、要支援と要介護の違いも知らなかったし、
母が、要支援なのか、要介護なのか、段階の数字も知らなかった。
何も知らないことだらけ。
説明は続く
リハビリについて
老健はリハビリの施設。
入所から3か月以内は
「短期集中リハビリテーション加算」
というのがあるらしい。
週に4日以上リハビリをすると、
1日あたり少し加算される。
さらに、
「認知症短期集中リハビリテーション加算」というものもある。
認知症の状態を評価して、対象になれば週3日まで。
1日あたり加算。
その場合、家の段差や生活環境を見に来ることもあるらしい。
“家に戻る前提”なんやなと思った。
→数日後、リハビリ担当の方が、家に来て段差測ったりしてた。
負担限度額認定証
食費についての説明が始まった。
私はここで
ショックを受けることとなる。
負担限度額認定証
お持ちですか?

フフッ
持ってますよ。
役所で大変やったんやから。
役所に行ったら、母が父の扶養に入ってないことが分かり
父の年金が非課税枠少しだけ超えてる、とかなんとかで、
母を扶養に入れて…
父も非課税なって…
ゲットして来ましたよ?
ん?

そもそも、これじゃないの?
今持っているのは
国民健康保険
限度額適用
標準負担額減額認定証
→ 医療費の上限を抑えるもの
老健の担当者さんが
言ってるのは
介護保険
負担限度額認定証
→老健などの
食費・居住費が安くなるもの
違う物らしい。
医療は健康保険
介護は介護保険
老健は医療じゃないから
介護保険の負担限度額認定証を使う。
へ~。勉強になるわ~。
てゆーか
限度額無限???

怖い怖い
目の前に食費の表が出ている。
段階があるみたいで、
一番高い→1日1800円
一番安い→1日300円
嫌な予感する。
「介護保険 負担限度額認定証」持ってない。
その時知ったけど
「介護保険 負担限度額認定証」
これを貰うには、
①世帯全体が住民税非課税
②預貯金などの資産が基準以下であること
(単身か夫婦かで上限が違うらしい)
収入だけじゃなく、資産も関係がある。
老健契約の後に役所で申請して、通れば申請月の1日から適用になるらしい。
うちは、その基準に当てはまらなかった。
まじ?
食費、1日1800円。
たっか~。

せめて美味しいご飯出したってな。
とりあえず
1ヵ月の金額は、
15万くらいになるらしい。
入所時のリスクと緊急時の意思確認
高齢だから、
転倒して骨折したり
誤嚥で窒息したり
急変したり
そういうリスクがあって
完全な安全は保証できないよ
っていう確認書。
リハビリの施設だから、
拘束などはしない。
だから
頑張って自分でやろうとして
ケガしちゃったりもあるんだって。
それに母と私のサインを書く。
あとキツかったのが、緊急時の対応についての用紙。
もし食べれなくなったら
・点滴(水分補給)
・経鼻胃管による栄養補給
・何もせずに自然に任せる
経鼻胃管は結構しんどいと教えてくれた。
点滴にする人が多いと言う。
点滴を選ぶ。
呼吸停止、心停止した場合
・他の病院への搬送し延命治療
・当施設内で出来る範囲、点滴心臓マッサージなど
これ私が選ぶの?
無理無理。
泣きそうになる。
悩んでたら、結構延命治療を希望しない人が多いと教えてくれる。
施設で出来る範囲を選ぶ。
最期を迎えた場合、どの場所で迎えさせたいか
・当施設
・自宅
これはすぐ決めれた。
母が、家に帰りたくない、父に会いたくないと言っているのだから、当施設を選ぶ。
どれになっても、連絡が行くから、変更はできると言われ少しホッとした。
家に帰ってから、わんわん泣いた。
今のメンタルで、この決断をするのはキツイ。
こういうのは、父が決めてくれよ。
私が決めなあかん?
手続きとかはいいけど、責任もつのはやってくれよ。
て思ったけど、説明もしんどいし、もう書いたし。
母が家に帰りたくないと言ってることも父には伝えていない。
落ち着くのに数分かかった。
母も頑張ってる
私も頑張ってる
父も頑張ってる
そう思うようにした。