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糖質制限

糖質制限の強い味方|「ココナッツオイル」と「MCTオイル」でケトン体回路を作る!

2020年6月23日

ココナッツオイル

 

プチ糖質制限中の日傘ねこです。

 

私は糖質制限をはじめてから、ココナッツオイルを取り入れるようにしました。

 

糖質制限中は、糖質を減らす代わりに、タンパク質と脂質で不足したカロリーを補う必要があります。

 

なので、不足した脂質を摂取するためにオイルを飲むという理由もあるのですが、ココナッツオイルを選んだ最大の理由が他にもあるんです。

 

糖質制限中の私が、ココナッツオイルを飲む理由をお伝えしたいと思います。

 

 

糖質制限とココナッツオイル

 

ココナッツオイルとは?

ココナッツオイルは、ココヤシの実の胚乳からとれる油でで、栄養価が高いためスーパーフードとしても知られています。

 

ココナッツオイルは、温度によって固体~液体に変化するよ。

 

液 体:気温が25℃以上になると無色透明のサラサラの液体に。
半固形:気温が20~25℃くらいの時は、トロっとしたクリーム状に。
固 体:気温が20℃以下になるとカチカチに固まる。

 

 

ココナッツオイルと糖質制限の相性がいい理由

 

糖質制限の目的は、糖質をエネルギーとして使う体(解糖系)から、脂肪をエネルギーとして使う体(ケトン体回路)に変えること。

 

糖質を多く含む食事をすると、糖質をエネルギー源として体は活動します。そして余った糖質は中性脂肪へ蓄えられ、これが太る原因と言われています。

 

では、糖質が少ない食事にするとどうでしょう。

 

糖質をエネルギーにすることができないとなると、次はタンパク質をエネルギー源として使い、次に脂質をエネルギー源として使う体(ケトン体回路)になります。

 

脂質をエネルギー源として使うケトン体回路がスムーズに出来るようになれば、脂質を優先して使ってくれるようになり、痩せるということです。

 

ココナッツオイルがなぜ糖質制限と相性がいいのかというと、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、すぐにエネルギーになる為、中性脂肪になりにくい特徴を持ち、肝臓でケトン体に分解され血液中のケトン体濃度を上げてくれる働きがあります。

 

中鎖脂肪酸には、カプリル酸(C8)・カプリン酸(C10)・ラウリン酸(C12)3つの種類があります。

・カプリル酸(C8)やカプリン酸(C10)
抗菌作用・効率よくケトン体に分解される

・ラウリン酸(C12)
抗酸化作用・免疫力向上・美容効果

 

通常、ケトン体はブドウ糖が不足する事で脂肪から作られるエネルギーですが、中鎖脂肪酸が体内にあると脂肪を優先的にエネルギーとして使うようになります。

 

ただ、たくさん糖質を摂取していると、ブドウ糖を使ってしまうので、糖質を抑えつつ、中鎖脂肪酸を摂取するというのが脂肪を燃焼するのにいい方法だと思います。

 

MCTオイルとは?

MCオイル

 

MCTオイルの「MCT」とは、Medium Chain Triglyceride(中鎖脂肪酸)という意味。

 

MCTオイルとは、ココナッツオイルや、パーム核油から中鎖脂肪酸のみ抽出した、中鎖脂肪酸100%のオイルのことを言います。

 

商品によってはココナッツ由来100%のものや、パーム核油由来の物、両方使っている物などがあります。

 

ちなみに、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は約60%です。

 

 

ココナッツオイルとMCTオイルの違い

 

中鎖脂肪酸の量

ココナッツオイル:約60%
MCTオイル   :100%

ココナッツオイルには中鎖脂肪酸以外に、長鎖脂肪酸も含まれていますが、MCTオイルは中鎖脂肪酸のみでできています。

 

ケトン体

ココナッツオイル:ピークに達する時間が遅く持続性が長い。
MCTオイル   :ピークに達する時間が速いが持続性が低い。

ココナッツオイルよりもMCTオイルの方が、ケトン体の血中レベルが少し高く、ピークに達成する時間も早いと言われています。

人にもよりますが、MCTオイルを摂取した場合、1時間半ほどで血中のケトン体レベルがピークに達し、3時間ほどで元のレベルに戻るそうです。

それに比べて、ココナッツオイルをの場合は、約3時間ほどで血中のケトン体レベルがピークに達し(MCTオイルよりも倍くらい遅い)、7~8時間で元のレベルに戻るため、ケトン体の持続時間はココナッツオイルの方が長いといえます。

 

味や香り

ココナッツオイル:甘い香り
MCTオイル   :無味無臭

ココナッツオイルは、甘い香りが少しありますが、MCTオイルは香りもなく、味もありません。

 

固まる

ココナッツオイル:気温が25℃以下で固まり始める
MCTオイル   :気温に関係なくサラサラ

ココナッツオイルは気温によってサラサラだったり固まったりしますが、MCTオイルはいつでもサラサラです。

 

お腹を壊す

ココナッツオイル:下痢になる可能性がある。
MCTオイル   :ココナッツオイルよりも下痢になりやすい。

ココナッツオイルもMCTオイルも、一度にたくさん摂取すると人によっては下痢になることがある為、最初は少なめからはじめて、何回か試して摂取量を調整する方がいいです。ココナッツオイルだと、1日に大さじ1×3を目安に摂取するといいそうです。

 

加熱

ココナッツオイル:加熱OK
MCTオイル   :加熱不可

ココナッツオイルは炒め物を作る時などに使用できますが、MCTオイルは加熱すると煙がでたり泡立ちがおこるため、揚げたり炒めたり加熱する料理には使えません。

 

 

私は、加熱する料理を作る時はココナッツオイルを使って、コーヒーや紅茶を飲むときは、MCTオイルを入れています。

 

 

私が飲んでいる 仙台勝山館「100%ココナッツ由来のMCT-OIL」

仙台勝山館「100%ココナッツ由来のMCT-OIL」仙台勝山館さんの
100%ココナッツ由来のMCT-OIL

私がこのMCTオイルを選んだ理由

・日本初のココナッツ由来100%のMCTオイル
化学溶剤などを使用していないナチュラル製法
・成分が、中鎖脂肪酸の「カプリル酸(C8)・カプリン酸(C10)が6:4」で配合

 

ココナッツだけ!というところと、製造方法が安心できること、エネルギー効率が特によい成分だけを選んでいる所が、私がこのオイルを選んだ理由です。

 

私が行くスーパーでは、MCTオイルは取り扱っていないため、ネットで取り寄せています。

 

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他にも、アマゾンや楽天でも購入可能。

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日傘ねこの感想

 

私はココナッツオイルと、MCTオイルどちらも使っています。

 

加熱する料理を作る時は、ココナッツオイルを使って、コーヒーや紅茶など飲み物に入れる時はMCTオイルを使っています。

 

ココナッツオイルが固まってくると、寒くなってきたんだな~とか、反対にトロトロになってきたら暖かくなってきたな~と季節を感じたりもしますw。

 

痩せるために、糖質を減らすことはもちろんですが、ココナッツオイルやMCTオイルを取り入れて、ケトン体を増やして脂肪を燃焼させましょう。

 

ココナッツオイルには食欲を抑制する効果もあるので、食事の3時間くらい前に飲むのがオススメだそうですよ。

 

ケトン体回路がまだ出来ていない糖質制限を始めたばかりの方には、特にオススメです。

 

 

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